基本情報技術者試験に1回落ちてから受かった話
基本情報技術者試験、1回落ちました。
「毎日コードを書いてるし、アルゴリズムなんて余裕でしょ」——この慢心で科目Bをあと少し落として不合格。2回目でようやく受かりました。
同じように「エンジニアだから科目Bは大丈夫」と思っている人ほど、読んでいってください。
そもそもどんな試験か(ざっくり)
基本情報はテストセンターで受けるCBT方式です。会場のパソコンにログインして、制限時間内に解いていく形式。科目A(ITの基礎知識)と科目B(アルゴリズムとセキュリティ)に分かれていて、間に休憩を挟みます。
問題は科目B。ここで一度つまずきました。
1回目:科目Bをナメて落ちた
勉強を始めたのは試験の1ヶ月前。平日1〜2時間、週末4時間、週10時間ペースで、トータル40時間くらいでした。
そして配分をミスります。時間のほとんどを科目Aに注ぎ、科目Bは「毎日コードを書いてる自分が解けないわけがない」と完全にナメて、受験3日前までほとんど手をつけませんでした。
本番、その慢心が牙をむきます。
普段は書いて・動かして理解しているコードを、試験では頭の中だけでトレースしないといけない。動かせない。ただ手が使えないだけで、こんなに時間を食うのか——と、本番で初めて思い知りました。
結果は、科目Bがあと少し届かず不合格。 実力そのものというより、「普段書けてるから大丈夫」という曖昧な自信のまま、時間配分の練習を一切しなかったのが敗因でした。
2回目:やり方を根本から変えた
悔しかったので、1ヶ月後にすぐ再申し込み。今度は科目Bに全振りしました。やったことは3つです。
- 過去問道場で科目Bをひたすら周回して、まず「慣れる」。 問題の型と、自分の得意・不得意を先に把握しました。
- 時間を意識して解く。 1回目は丁寧にステップを踏みすぎて遅かったので、「速く・正確に」へ切り替え。トレース図も“きれいに”ではなく“速く効率よく”書く練習に変えました。
- 解く順番を戦略化する。 集合問題はベン図を描けば一気にほどける。セキュリティは問題文が長くてとっつきにくいけれど、知っていれば一瞬。だから集中力が残っている序盤に、重い問題から片づけるようにしました。
結果、2回目は無事に合格。やることを変えたら、ちゃんと結果も変わってくれました。
これから受ける人へ
社会人になってからの資格勉強はほぼ初めてで、学生時代をちょっと思い出す時間でもありました。最後に、同じ轍を踏まないための持ち帰りを置いておきます。
- 「エンジニアだから科目Bは余裕」が一番危ない。 コードを“読める”ことと、試験時間内に“解ける”ことは別スキルです。
- 参考書だけだと本番は良くて7割の感触。 僕が使ったいちばんやさしい 基本情報技術者は科目A対策としては良書ですが、科目Bは過去問道場での演習が必須だと感じました。
- 科目Bは、とにかく時間。 解ける実力があっても、時間切れで後半を焦れば台無しです。1問あたりのペースを体に叩き込んでおくべきでした。
- 花粉症の人は、ポケットティッシュを忘れずに。 これは完全に実体験。鼻をすすりながらのトレースは、想像以上に集中を削られます。
次は別の資格にも挑戦する予定なので、今回学んだ「実力より“戦い方”で落ちることがある」という教訓を、しっかり生かしていきます。